気がつくといろいろ購入している. いやだって年間の出版点数が多い現在本はいつ手に入らなくなるかわからないし、見かけたら買えという言葉もあるくらいだし. 電撃文庫bk1発注分. 今のところ電撃文庫などの新刊はbk1が一番早い. 少なくとも今日秋葉原書泉ブックタワーではまだ並べてませんでした.
'なぜ起こる鉄道事故'はJR西日本福知山線脱線事故を受けて文庫化した本. 技術者らしい意見が並んでいる. その中でも特に事故をきちんと報告させて、原因を追及すべきという意見に共感する. この本でも書いているけど、どうしても責任追及で担当者のつるし上げになりかねないので進まない場合も多いのだけれど、事故が発生した場合はなぜ発生したのかを追求して同じ事故を発生させないことが最も重要だと思うので.
'最後の夏に見上げた空は3'は、完結編. 二人とも不器用で不器用でかあいい. 残された時間はもう残りわずかなのに小谷と名門はすれ違い離別しようとし、そしてその前日名門から小谷に過去の二人の間の事件が語られる. この話遺伝子強化兵の設定が無茶とかいわれるけど*1、まぁそれはどーでもよいことで、不器用な二人の恋物語なのですよ. この物語の最後に生き残っているというのはほぼ考えられないわけですが、小谷が最後に幸せを感じられたのでやはしhappy endなのかな. ところで何で女の子のお料理はとても上手か殺人的に下手の両極端に分類されるのかな? 殺人的な料理下手というのも属性のひとつかもしれないけど.

*1:あ、私も過去に書いている